第17回 実施要項

「第17回全国大学政策フォーラムinのぼりべつ」開催!!

 

第17回 大学政策フォーラムinのぼりべつ 開催要項抜粋.pdf
 

<開催目的>
全国大学政策フォーラムは、学生も市民にとっても、本フォーラムを有益な学びと交流の場とし、学生は登別をフィールドにまちづくりへの取り組みを学び、市民はわがまちが抱える問題・課題の対応について、よそ者・若者である学生の斬り口による視点・アイデアを題材に、解決に向けた取り組みと市民のより強固なネットワーク化へのきっかけづくりを目指しています。
そして、開催目的をふまえつつ、政策提言をより積極的に利活用するべく、次の取り組みをすることにしました。
1.行政における利活用について:市長へ提言を報告し、具現化の可否を問うと共に、提言を関係部署職員の研修題材とする。
2.議会における利活用について:議会へ提言を報告し、提言内容を所管する委員会、会派、議員個々の利活用の協議題材とする。
3.市民・市民団体への利活用について:提言に関係する市民や市民団体へ提言を報告し、協議題材とする。
以上の取り組みによって、新たな視点による事業展開や市民のネットワークの進展が期待できますし、政策提言する学生の皆さま方も従前以上にアクティブな取り組みになるものと思います。


<テーマについて>
テーマ:「働く世代定住への方策
~暮らしたくなる『のぼりべつ』に向って!!~」


先進国をはじめとして世界的な少子高齢化が加速し、この状況は「世界の課題」と云われていますが、わが国においては群を抜いて少子高齢化が進むとともに、総人口が減少し、2050年には9,515万人に減少し、若年人口は821万人、生産年齢人口は4,930万人、高齢人口は3,764万人と予測されています。高齢者の人口が子どもや若者の人口よりも多くなる人口減少の状況は、経済規模の縮小化や地方消滅の危機、社会保障制度の維持の困難性、様々な分野での労働力不足などといった問題・課題が生じてきます。
登別市においても例外ではなく少子高齢化等に直面していることから、この問題・課題を解決することができれば、同様の問題等を抱える地域や日本のみならず、先進諸国においてもモデルケースとなる可能性を秘めています。
そこで今年度の全国大学政策フォーラムでは、本市が抱えている諸問題の中から、少子高齢化にフォーカスをあて、様々な角度から分析・解析を行ったうえで、暮らしの豊かさや働く年齢層が暮らしてみたいまちとはどのようなものなのか等を考察し、働く年齢層増をはじめ、子育てや高齢者福祉等に係る政策提言を行って頂きます。
皆様の自由な発想による政策提言を積極的に利活用するために、テーマの 「働く世代定住への方策~暮らしたくなる『のぼりべつ』に向って!!~」を念頭に置き、事例紹介や財源等についても、より具体的かつ実現可能性の高い提言を期待します。

      全国大学政策フォーラム実行委員会 実行委員長

 中原 義勝